MY LITTLE LITTLE UNDERGROUND

大好きな「テニスの王子様」のことやDJのこと、いろいろ書きます。

「Vヲタ1周年」を終えて

1月25日23時30分、池袋CYBER「Vヲタ!!」にゲストとして呼んで頂いた。

Vヲタには何回か遊びに行っていたのだが、なんと、1周年というおめでたい回に呼んで頂いたのである。

(正直、アニソンメイン、しかも腐女子向けと呼ばれるイベントでの経験があまりない私に声をかけて頂けて、恐縮する気持ちと光栄と思える気持ちが半分半分だった。)

最近だと、<こしまえん>の開催やテニスラケットを振っていることが多いのでテニスディスコなどと呼ばれることも多くなってきたのだが、実は、男性声優の歌うノンタイアップの曲も好きだったりするので、「男性声優メイン」で自分の持ち時間をやらせていただいた。すごく楽しかった!!!!!!

セットリストは、こんな感じ。

やったなー!大満足だー!

後半パートは、事前に告知していたように氷帝学園、むしろ跡部様、というか僭越ながら跡部王国(キングダム)を建国させていただいた。

自分、日吉若のコスプレしていたんですけどね。下剋上出来ませんでした。跡部様の存在感はやはり王様(キング)そのもの。

お客さんで、跡部様や宍戸先輩のコスプレをしてきてくれた方がいたのでとても嬉しかった。テニスはやっぱり良いと再確認出来た。

あと、ヒロCのコスプレをしていた方がいたのですが、人見知り発揮してしまって挨拶できていなくてすみません。

 

なにはともあれ、Vヲタ1周年おめでとうございます。

友人が写真を撮っていたようなので掲載させていただく。奥の氷帝ジャージを着ているのがスカートディスコ。

 

テニス以外にも、実は、DJ出来るということを少しアピール出来たかしら。まだまだアニソンイベントでは新参者なので、名前を覚えてもらえたら嬉しい。

この日のセットで楽しんで頂けたなら光栄です。

『ハイキュー!!』を読んで

先日、ふるさと祭でふるさとを体いっぱいお腹いっぱい感じた後にほろ酔いの状態でアキバのアニメイトに行ってきた。

普段は【節制】という二文字を胸に掲げたようなないような気持ちを持ち、アニメイトや書店に行っても新規開拓をあまりしないのが私だ。

けれど、この日は違った。

空腹時にスーパーに行って買い物してしまう時のように、ほろ酔い気分でアニメイトに行くことは、それはもう財布の紐なんてものが最初から存在しなかったかのように、気付けば各フロアでレジに並んでしまうのだ。

この日は、商業漫画を数冊、同人誌を数冊、ガチャポン数回・・・

とまあ、翌日、目が覚めて少し後悔するぐらいの買い物量だった。でもいいの。幸せだから。

 

その買い物をした中に週刊少年ジャンプで連載している『ハイキュー!!』が入っている。既刊されている4巻全てを購入していた。勢い。大事なのは勢いなの。

リアニ4に出演した際にお客さんからオススメされていたし、自分の周囲でも「面白い!」という声があがっていたのもあったので、良い機会だったということで。

 

偶然見かけたバレーボールの試合で「小さな巨人」と呼ばれていた選手に魅せられた主人公・日向翔陽が、中学でバレー部(最初は自分一人だった為『同好会』)に入り、やっとの思いで出場した最初で最後の試合で「コート上の王様」という異名を持つ影山飛雄に惨敗する。

次こそは自分が一番長くコート上に立っている=勝つ、と誓い練習を重ね、「小さな巨人」の母校である烏野高校バレーボール部に入部するも、そこには影山飛雄の姿が・・・。

と、ここまでが一話のあらすじ。

第一話は、VOMICでも読む(聞く?)ことができる。主人公の日向翔陽役がKENNさん。自分の中のイメージだともう少しわちゃわちゃ騒がしい感じの声質だったので、下野紘さんが良かったなーとか思ったけれど、それって”翔ちゃん(うたのプリンスさまっ)”繋がりなだけなんじゃと自分で気付いたんですよ。

スポーツ漫画です。バレーボールの漫画。

だから、タイトルが排球=ハイキューというわけ。

 

物語の序盤は、中学時代ではネットを挟んで対戦した敵同士である飛雄と翔陽の凸凹コンビが、お互いにチームメイトであることを認め、決してコート上では一人で戦っているわけではないと自覚し、全国を、まあ、目指していく、んですが。

とってもシンプルなスポーツ漫画です。

日向翔陽の跳躍力においての初期パラメーターは超人離れしているけれど物理法則を著しく無視しているわけでもなく、影山飛雄のセッターとしての能力は天才の領域なのだけれどとんでも必殺技があるわけでもなく、『テニスの王子様』のように途中で「マジかー!」と大声をあげる必要もないくらい安心して読める漫画なのだよ。

(『テニスの王子様』はそれでいいんです。いつまでも驚きをください、許斐先生)

話を重ねるごとに、個性的で優しい先輩たちが増えていったり、ライバル校の相手選手も出てきたり、やっと「うおお、このあとの凸凹コンビはどうなってしまうの!?」と盛り上がってきているのが今。

翔陽と飛雄以外のキャラの内面的な部分の描写が少し物足りないと感じる部分もあるけれど、今後もっと掘り起こしてくれるのだと信じて。

とりあえず、美人マネージャーは正義だよね!!

またジャージが増えるな。テニス部と兼任か。忙しなりそうだ。


ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックス)

ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックス)

MOGRAスタッフ2013新年会に遊びに行ってきた

仕事初めの今日(日付的には変わってしまったけれど)、仕事を切り上げて行って来ましたMOGRAスタッフ2013新年会!

こしまえんのリーダーでもある総助氏がDJ、しかもトリを務めるというので、途中アニメイトで青いサイリウムを確保してから早稲田に向かった。

(青いサイリウムの確保は最優先事項だったので、新宿アニメイトの1階のサイリウムゾーンに赴くも在庫があまり無く、急いで2階にあがって購入してきた。)

秋葉原にあるMOGRAの新年会を早稲田にある茶箱でおこなうと言う、なんとも素敵な企画だった。普段務めているお店でおこなってしまうと、いろいろ気を使ったりしてしまうものね。

(初めて茶箱に来た、という人がいたようだし、こういうのは本当に素敵だと思います)

茶箱店長のエージさんや、過去に一緒のイベントに出演したDJの人に新年の挨拶をしたりと始めは和気あいあいと過ごしていた。いつもMOGRAで顔を合わせるスタッフの人たちと違う空間で会うというのは、なんだか不思議な感じだったが、リラックスした彼・彼女たちを拝見することが出来たので楽しくなる。

楽しくなるとお酒がすすむのが当たり前ということで、フロアにあったたこ焼きやお汁粉(Fazerockくんがよそってくれた)などを食べながら、月曜日なのに飲酒、飲酒、飲酒。

お陰様で、総助氏のDJの時間にはこしまえんのメンバーと最前に張り付いて、青い炎(僕らのアンセム)がかかった瞬間に青いサイリウムを折って騒いだり、月曜日とは思えぬ盛り上がりを見せてしまった。

色々とガヤがうるさくてすみません。

今年もMOGRA、茶箱ともども、たくさん遊びに行けるように頑張ります。

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青い炎 テニスの王子様 - THE BEST OF RIVAL PLAYERS V Atsushi Kisarazu & Shinya Yanagisawa

青い炎 テニスの王子様 - THE BEST OF RIVAL PLAYERS V Atsushi Kisarazu & Shinya Yanagisawa

『火閻魔人~鬼払い~』を読んで

年末、友人に着いて行った書店にて、平積みにされていたところを手にとった。

 「奥瀬サキ」は好きな作家であったし、『火閻魔人』も好きであったので、迷うことなく購入。POPを見る限り25年前に連載していた『火閻魔人』のセルフリメイク作品らしい。

未完の作品であったはずだが、新しいキャラクターや時代背景を変更したりと、ほぼ新規作品として読めるようになっている。

(また未完の作品が増えるのではないかという心配はあるが)

ちょうど新旧『火閻魔人』の複製原画展をおこなっていたので食い入るように見てきた。相変わらず線が細く綺麗だった。

しかし、あれだ、25年という時が経ってしまったので、随分と絵柄は変わっている。どちらも私は好きだと感じたけれど。

 

基本設定は変わらず、触れたもの全てを灰にしてしまう”火種”を操り鬼を退治する桃源津那美(長身白髪美青年!)が主人公の物語。津那美の相変わらずの美しさにため息。舞台が近未来?から現代になってしまっているのが、なんだか勿体無い気もした。

あらすじや登場人物などは、コミックガム特設ページへどうぞ。 

この人の作品は<エロ・グロ・怪奇>と私の大好物が詰まっている。中学の頃、なぜか図書室に『低俗霊狩り』が置いてあって読み漁ったなあ。

 

今回こそは完結して欲しい気持ちを込めて、傍見綾之助のコスプレしたいので誰かあわせましょう。

火閻魔人 -鬼払い- 1巻 (ガムコミックスプラス)

火閻魔人 -鬼払い- 1巻 (ガムコミックスプラス)

低俗霊狩り (上) (小学館文庫)

低俗霊狩り (上) (小学館文庫)

なぜ、いま、「テニスの王子様」なのか

そんなもの知ったこっちゃないわ!

 

と、言ってしまえば終わってしまうようなことなのだが、とりあえず文章にしてみることにした。

 

私が「テニスの王子様」に本格的にハマッたきっかけは2012年1月から深夜枠で放映されたアニメ「新テニスの王子様」をなんとなく見ていたのが始まりだ。

週刊少年ジャンプで連載が終了していたのは知っていたのだが、まさか<新>になっていたのは知らなかった。

しかも、「テニスの王子様」最終回での3年生の卒業式シーンは無かったものにされ、「新テニスの王子様」では、全国大会のあった3ヶ月後という設定で始まっている。

(いや、でも、全国大会の3ヶ月後ならば、これから卒業式だし辻褄はあうのか・・・?)

彼らは、連載した1999年からずっと中学生のままなのだ。これは(私にとって)とても重要な要素の1つになっている。これについては多くは語るまい。察してくれたらそれでいい。

さて、そんな10年以上中学生をしている男子たちがテニスをやっているのを眺めて何が楽しいのか、なのだが・・・

テニスの王子様」では全国大会優勝を目指し、青春学園中等部の子たちが全国各地の中学校テニス部員とテニスの試合を繰り広げていた。見事、(テニスの試合とは思えない死闘を戦いぬき)全国優勝を果たした青春学園のレギュラー陣だが、「新テニスの王子様」になってからは、鎬を削り合っていた他校の生徒たちと一緒に、日本代表に選ばれるべく、全国の高校生猛者たちと競い合いながら強化合宿をおこなっているというストーリーだ。

3ヶ月前までは敵として戦い合っていた中学生たちが、協力しながら(崖を登ったり)、高校生との試合の中で新しい技(王国や城を)を創りだしたり、学校の垣根を越えてダブルスを組ん(だかと思ったら、3対1で試合が進ん)だり、まさに夢の様な、そう、ドリームチームなのである。

もっと簡単に言ってしまえば、チームの絆、仲間への信頼、友情、などの私が学生時代に得ることが出来ず、全く経験してこなかったものが、憧れが、そこにあったのだ。

「そんなもの、スポーツ漫画を読めば良いだろう」と思われるかもしれないが、それだけではダメなのだ。先に述べたように、(そうは見えない容姿のキャラもいるが)中学生が必死に試合をしている姿や、チーム内で結ばれている絆の描写、表現の仕方や、何より主人公のリョーマくんが中学1年生で可愛いうえに、作者である許斐剛先生の読者・ファンを楽しませようとしている過剰なまでのエンターテイメント精神が好きなのである。

このエンターテイメント精神がストーリー展開というか、キャラの設定というか、そこかしこに溢れすぎていて、アニメ「新テニスの王子様」を初めて見た時、理解するのに時間を要し、爆笑したかと思えば、次の瞬間、脳みその活動が麻痺し「なんでこの中学生たちは、こんなに真剣に腰に風船つけて、鷹から逃げまわっているんだろう。がんばれ。がんばれー!」と許斐ワールドに飲み込まれてしまっていたのだ。

完全に事故だった。こんなはずではなかった。今でも、自分で自分がなぜこんな風になってしまったのか理解できていない。けれど、事故なのだから仕方がない。

しかも、この事故で受けた傷口に毒のようなものが付着してしまっていたらしく、全身を駆け巡り、すっかりテニスの王子様抜きの生活が考えられなくなってしまっている。

テニスの王子様」関連のコンテンツであれば条件反射的に追いかけているような状態だが、一番好きなのは、ジャンプSQで連載している漫画「新テニスの王子様」だ。

アニメもミュージカルも大好きなのは変わらないけれど、やっぱり許斐先生の描くスタイリッシュ超テニス中学生プレーヤーたちが大好きだ。

 

たぶん、恋を通り越して、病気か何かなのだと思う。そうだとしても、もう迷いはない。

 

 

新テニスの王子様 1 (ジャンプコミックス)

新テニスの王子様 1 (ジャンプコミックス)

 

吉川友ちゃんとの出会いの話

1月14日、神戸国際会館 こくさいホールでおこなわれた 「Hello! Project 2012 WINTER ハロ☆プロ天国」のファンキーちゃんの方の公演に遠征した。

仲良しのけいこちゃんがチケットを用意してくれて、えこ様と東京から神戸に。さらに、現地で三人合流する形だった。

往路の新幹線の中、缶ビールを空けつつ、℃-uteのみんなに会えることを楽しみに人生ハジメテの遠征をした。

 

この時、私は℃-uteが好きで、特に舞美ちゃんが大好きだった。(それは今でも変わらないけれど、℃-uteはもう私の中で殿堂入りしてしまったのだ。)

歌も上手い、ダンスもキレがあって魅力的な舞美ちゃん。いつも一生懸命でメンバーの中で一番汗っかきな舞美ちゃん。

もちろん彼女以外にも、ステージ上で精一杯唄を歌い、ダンスをし、MCも頑張って、キラキラ輝いているアイドルちゃんたちが大好きだ。そんな彼女たちを応援して元気をもらえるのがたまらなく嬉しい楽しい大好き。

 

コンサートは進み、中盤のゲスト枠で、わたしはとても衝撃的な体験をした。

全身真っ白い衣装に身を包み、ステージ上に現れたのは「吉川友」と名乗る女の子だった。

恥ずかしながら、彼女のことをまだ知らなかったので、「ソロで活動している子がいるんだ~」程度にしか思ってなかったのだが、イントロが流れ、彼女が唄い始めた瞬間に空気が変わった(ような気がしたのだ)。

瞬間、踊る度に揺れ動く真っ黒い髪の毛や、細く長く伸びた手足に、釘付けになった自分がいたのを今でも鮮明に覚えている。

その時に唄ったのは「こんな私でよかったら」

wikiにもあるように『等身大のラブソング』を唄っている。

些細なことでときめいて、喧嘩して、二人でいる時間の大切さや、自分に少し自信が無い不安などが、素直なままの純粋な言葉・メロディーで表現されている。

これがまた、吉川友という彼女の歌声や容姿のフィルターによってきらめきを増している曲になっている。

知っている人も知らない人もまずはこの曲を聞いてみて欲しい。

 


吉川友 こんな私でよかったら -Music Video-

 後に調べたら作詞・作曲はサカノウエヨースケ氏ということがわかった。

彼は、最初浅倉大介ファミリーとしてデビューし、少年のような歌声、心にすっと染みこんでくるメロディーを生み出すセンス、気恥ずかしくなるくらいのストレートなラブソングが書ける人だ。

当時中学生だった私は、彼のアルバム「TOY」をポータブルCDプレイヤーに入れて毎日のように聴き込んでいた。それぐらい、彼の音楽が好きだった。

彼が生み出した曲という事実を差し引いても、吉川友の唄う「こんな私でよかったら」は、ただの可愛い女の子が唄って踊るアイドルソングの枠にはとどまらない何かがある気がしている。彼女が唄わないと完成しない何かがあるのだ。

 

と、まあ、ハロコンでのゲスト出演を終え、この後にインストアイベントがあると告知してステージ上を去っていた彼女。

この時、なぜインストアイベントに行かなかったのかと、けいちゃん、えこさまと集まった時に話すことがある。そう、私は行かなかったのだ。とても後悔している。

アイドルのイベントなんてのは、一瞬一瞬大切なもので、一度だって同じモノはないのに!嬉しくもあり悲しくもあり、彼女たちは成長していってしまうのだ!

見逃してしまうのは勿体無いものが多すぎる。

(わたしもDJなんてものをやっているのでリスケできない予定と、アイドルイベントが重なることが多く、何度涙を流したことか。まあ、言い訳でしか無いのだけれど)

けれど、「こんな私でよかったら」発売を記念にした<きっかフェス>には足を運んだ。

ハロコンの時よりもステージに近い場所で彼女を見ることが出来た。

それから、彼女の不思議な魅力に取り憑かれてしまっている。

なんと表現したら良いのだろう。

唄っている時と、MCの時、また、インタビューを受けている時のどれも違う魅力があって、けれど、どれもが彼女の一部で。

ああ、思い出しただけで、きっかに会いたくなってきた。

元気を分けてもらいにいこう。

 

来年、いろいろとイベントがあるのでチェックすべし。

12月24日昼公演

「こしまえん」明けの24日、ミュージカルテニスの王子様 青学vs比嘉 昼公演を観覧してきた。

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開演のアナウンスは、青学一年トリオ!クリスマスイヴということもあって、クリスマスプレゼントネタを交えてのアナウンスに悶えたりした。可愛い。

今回の公演から青学メンバーは、越前リョーマ役の小越くん以外が新メンバーに入れ替わっている。

新しい一年トリオも、歌える踊れる安定している三人組なので安心して応援できそう。本当に可愛らしくて膝小僧ばかり見ていたのは、何を隠そう私だ。

 

怪我の治療の為、一時チームを離れていた手塚部長が九州から戻ってくるというエピソードがあるのだが、それにあわせてかあわせてないか、新しい手塚(青学メンバーもだけど)がチームに戻ってきた演出なのかと気付いて(勘ぐり過ぎ?)、なんだか感動して泣きそうになっていた。

 

あっという間に一幕が終わり(日替わりネタはサンタ帽をかぶった仁王くんでした)、休憩時間に突入したのでロビーに出てみたら、こしまめんの3人に偶然出会ったかと思えばいきなり「出てたじゃん!」と声をかけられる。

大石ですか?大石のことですか?

さっきまで感動して泣きそうになっていたのに、この一言のせいで、二幕から大石が舞台にあらわれる度に口元がゆるんでしまって大変だった。

(大石、大好きだよ。早く右手の怪我を完治させて戻ってきてね)

 

全体的には1stから大きな楽曲の変更もなく(多少のアレンジはあるけれど)楽しめた。

ただ残念だったのが、「バイキングホーン」がアレンジとかではなく全く新しい曲に差し替えられていたことだ。いろいろあるのだろうけれど。わかるけど。あの曲は名曲だからなあ。寂しい。

この曲のシーンでは、突然のパイレーツ・オブ・カリビアンがはじまって、テニスラケットからサーベルに持ち替えた比嘉っ子たちとラケットのままの青学メンバーとの殺陣のような演出が見られる。コート上で繰り広げられる戦い。サーベルvsテニスラケット。文章にすると何が何だかよくわからないけれど、素晴らしい。

船首(に見立てられたベンチ)に腕組みをして立っている田仁志くんが、海賊ではなくマグロ一本釣りの名人に見えてしまって思わず笑ってしまった。大好きだよ、田仁志くん。

 

今回からアンコール曲が新しくなり、曲中でキャストから客席へコールを求めるタイプのものになっていた。もちろん、キャストが舞台から客席へ降り、ハイタッチをする演出は変わらず。

前日に公演を観に行っていた人から軽く話には聞いていたが、想像以上の破壊力だった。これは、やばい。ハマる。

各校のキャストがそれぞれの学校用のコールを教えてくれる(日替わり?)のだが、比嘉→田仁志くん・立海→真田くん・青学→まさかの大石、の私的に今一番キている三人組だったので、隣に座っていた友人に「ねぇ、やっばい!やっばい!大石だし田仁志くんだし!やっばい!」とずっと騒いでいた。

急激にテンションがあがってしまい、どんな曲だったのか局所的にしか覚えていない自分がとても残念すぎる。あと2,3回は公演に足を運びたい。

新青学、新比嘉、まだ公演回数が浅いということもあって、たどたどしい場面が見られたけれど、これも凱旋公演までに一回りも二回りも成長してくれるのだろうと期待している。

立海は安定していたし、なにより柳生役の味方くんの過剰なほどのサービス精神に感心してしまった。あれは人気出るよね。わかる。

公演終了後のアナウンスは柳生くん。ネタも腐女子の心をがっしり掴んでいくような内容で、悲鳴にも似た歓声があがっていた。

 

わたしはやはり若い男の子たちが舞台上でキラキラしている姿を見るのが好きだと再認識できた公演だった。

手元にある残りのチケットは、来年の凱旋公演!楽しみ!