MY LITTLE LITTLE UNDERGROUND

大好きな「テニスの王子様」のことやDJのこと、いろいろ書きます。

『ハイキュー!!』を読んで

先日、ふるさと祭でふるさとを体いっぱいお腹いっぱい感じた後にほろ酔いの状態でアキバのアニメイトに行ってきた。

普段は【節制】という二文字を胸に掲げたようなないような気持ちを持ち、アニメイトや書店に行っても新規開拓をあまりしないのが私だ。

けれど、この日は違った。

空腹時にスーパーに行って買い物してしまう時のように、ほろ酔い気分でアニメイトに行くことは、それはもう財布の紐なんてものが最初から存在しなかったかのように、気付けば各フロアでレジに並んでしまうのだ。

この日は、商業漫画を数冊、同人誌を数冊、ガチャポン数回・・・

とまあ、翌日、目が覚めて少し後悔するぐらいの買い物量だった。でもいいの。幸せだから。

 

その買い物をした中に週刊少年ジャンプで連載している『ハイキュー!!』が入っている。既刊されている4巻全てを購入していた。勢い。大事なのは勢いなの。

リアニ4に出演した際にお客さんからオススメされていたし、自分の周囲でも「面白い!」という声があがっていたのもあったので、良い機会だったということで。

 

偶然見かけたバレーボールの試合で「小さな巨人」と呼ばれていた選手に魅せられた主人公・日向翔陽が、中学でバレー部(最初は自分一人だった為『同好会』)に入り、やっとの思いで出場した最初で最後の試合で「コート上の王様」という異名を持つ影山飛雄に惨敗する。

次こそは自分が一番長くコート上に立っている=勝つ、と誓い練習を重ね、「小さな巨人」の母校である烏野高校バレーボール部に入部するも、そこには影山飛雄の姿が・・・。

と、ここまでが一話のあらすじ。

第一話は、VOMICでも読む(聞く?)ことができる。主人公の日向翔陽役がKENNさん。自分の中のイメージだともう少しわちゃわちゃ騒がしい感じの声質だったので、下野紘さんが良かったなーとか思ったけれど、それって”翔ちゃん(うたのプリンスさまっ)”繋がりなだけなんじゃと自分で気付いたんですよ。

スポーツ漫画です。バレーボールの漫画。

だから、タイトルが排球=ハイキューというわけ。

 

物語の序盤は、中学時代ではネットを挟んで対戦した敵同士である飛雄と翔陽の凸凹コンビが、お互いにチームメイトであることを認め、決してコート上では一人で戦っているわけではないと自覚し、全国を、まあ、目指していく、んですが。

とってもシンプルなスポーツ漫画です。

日向翔陽の跳躍力においての初期パラメーターは超人離れしているけれど物理法則を著しく無視しているわけでもなく、影山飛雄のセッターとしての能力は天才の領域なのだけれどとんでも必殺技があるわけでもなく、『テニスの王子様』のように途中で「マジかー!」と大声をあげる必要もないくらい安心して読める漫画なのだよ。

(『テニスの王子様』はそれでいいんです。いつまでも驚きをください、許斐先生)

話を重ねるごとに、個性的で優しい先輩たちが増えていったり、ライバル校の相手選手も出てきたり、やっと「うおお、このあとの凸凹コンビはどうなってしまうの!?」と盛り上がってきているのが今。

翔陽と飛雄以外のキャラの内面的な部分の描写が少し物足りないと感じる部分もあるけれど、今後もっと掘り起こしてくれるのだと信じて。

とりあえず、美人マネージャーは正義だよね!!

またジャージが増えるな。テニス部と兼任か。忙しなりそうだ。


ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックス)

ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックス)